医療秘書になるにはどうする?必要な資格や仕事内容などを紹介

IT医療情報学科

入学アドバイザー

医療秘書・事務学科

2022.6.24

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医療ニーズの高まりとともに、医療秘書をめざす方が増加傾向です。今後も安定した需要が予想される医療秘書は、一般的な秘書とは業務内容が異なるため、さまざまなスキルが要求されます。その一方で、出産後に復帰しやすく、全国どこでも働けるというメリットもあることから、女性に人気が高い職種です。

そのため「医療秘書になるには、どうしたらいいの?」と思われる方も多いでしょう。そこで今回は、医療秘書の仕事内容や必要な資格、仕事に就くメリット、将来性などを解説します。

医療秘書とは
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医療秘書とは、医療機関の医師や院長といった管理職を、秘書のようにサポートする業務です。ただし、医療秘書の業務は病院の規模によって、担当する業務範囲が異なります。そのため、一般的な秘書が行う事務作業はもちろん、病院の各種業務をマルチにこなせるスキルが必要です。

病院の医事課や病棟の看護部などが、医療秘書が業務に従事するおもな場所になります。また、ほかの医療機関や取引先、患者さんの対応も行う点が特徴です。

医療秘書の仕事内容

医療秘書の仕事は、医療機関の院長や理事長、医師などのスケジュール管理や出張の手配、学会の資料作成、データ整理といった、病院ならではの秘書業務がメインです。また、これらに加えて、病院の受付やレセプト業務、電子カルテの入力といった医療事務に該当する仕事を行う場合もあります。

病院によっては、病院の収支管理のサポートなど、経営に近い仕事に携わる可能性もあるでしょう。そのため、高いスキルが要求される職種といえます。
なお、医療事務については以下の記事で詳しく紹介しているので、確認してみてください。

関連記事:医療事務になるにはどうする?必要な資格や仕事内容などを紹介

医療秘書になるには資格が必要?
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医療秘書になるために、特別な免許や資格は必要ありません。基本的には、採用試験さえクリアできれば医療秘書として働くことが可能です。よって、未経験者OKの職場もありますが、前述した通り医療秘書には高いスキルが要求されるため、以下で紹介する資格を持っていると就職、転職の際、有利になるでしょう。

また、医療関係の知識やスキルを向上させるためには、実践的な経験が積める専門学校へ通うのもおすすめです。

NBC(新潟ビジネス専門学校)の医療秘書・事務学科の医療秘書コースでは、難関といわれる医療秘書技能検定1級の取得をめざすことが可能です。オリジナルカリキュラムで医療秘書技能検定1級取得を実現し、26年連続で合格者数日本一を達成しています。

さらに、NBCであれば秘書・医学・パソコンのトリプルスキルを習得できるため、ドクターズクラークもめざせるでしょう。総合病院への就職に強いNBCの医療秘書・事務学科の医療秘書コースの情報は、以下でご確認ください。

NBCの医療秘書・事務学科(医療秘書コース)の詳細はこちら

医療秘書の仕事で持っていると有利な資格

医療秘書の仕事をするうえでおすすめの資格を4つ紹介します。医療秘書をめざす方はもちろん、現在就業中の方もキャリアアップのために取得を検討してみてはいかがでしょうか。

医療秘書技能検定の概要と難易度 

医療秘書技能検定とは、医療秘書に要求される専門知識とスキルを認定する検定です。医療秘書技能検定試験に合格することで取得でき、多くの医療機関において採用目安のひとつになっています。そのため、医療秘書をめざす方にとっては、登竜門といえるでしょう。

医療秘書技能検定試験には1級、準1級、2級、3級の4種類があり、医療秘書実務、医学・医療関連の知識、医療事務、医療機関の運営・組織・法規の中から出題されます。また、それぞれの合格率は以下の通りです。

・1級:25%前後
・準1級:30〜35%
・2級:55〜60%
・3級:75%前後

日本医師会認定医療秘書の概要と難易度 

日本医師会認定医療秘書とは、医療秘書に必要な知識やスキルを客観的に証明できる資格です。日本医師会が提供するカリキュラムで学ぶことで、秘書や医療事務全般の知識やビジネスマナー、最新の情報処理スキルなどが得られます。そのため、現場で必要とされる医療秘書に必要な能力の証明として活かせるでしょう。

日本医師会認定医療秘書の認定試験は、医療関連法規や保険制度、医師事務作業補助者、ビジネス文書、診療録、電子カルテシステム、文書作成、医療安全管理と個人情報の保護、医学・医薬品・臨床検査の知識から出題されます。なお、日本医師会認定医療秘書の認定試験の合格率は60~80%程度です。

医事コンピュータ技能検定の概要と難易度 

医事コンピュータ技能検定とは、医事コンピューターを使ったレセプト作成や医療事務に関するITスキルを認定する検定です。医療現場のICT化が進む近年、医療事務にも一定のITスキルが要求されるようになり、受験者が増えています。

医事コンピュータ技能検定には準1級、2級、3級の3種類があり、コンピューターの関連知識や医療事務、実技(オペレーション)が出題範囲です。なお、平成30年度の合格率は以下のようになっています。

・準1級:55.7%
・2級:33.7%
・3級:63.2%

診療報酬請求事務能力認定試験の概要と難易度 

診療報酬請求事務能力認定試験は、公益財団法人日本医療事務協会が主催する医療事務のエキスパートを認定する試験です。医療事務の比重が多い病院で働く場合には、非常に重宝される資格で、資格給が支払われる場合もあります。

診療報酬請求事務能力認定試験は、公費負担医療制度や医療保険制度など12項目から出題され、合格率は25~30%程度です。そのため、資格を取得するハードルは非常に高いといえるでしょう。

医療秘書に向いている人の特徴

医療事務に向いているのは、以下のような特徴を持つ方です。

・先回りして人をサポートできる(気が利く)
・ビジネスマナーやコミュニケーション能力が高い
・パソコンを活用した事務・管理能力がある
・ミスなく丁寧な仕事ができる
・勉強熱心である

医療秘書はさまざまな方をサポートする仕事であるため、自分が何をやるべきか先回りして考え、積極的に活動できる方に向いています。また、医療秘書は病院の理事長や院長、医師をはじめ看護師、患者さん、取引先など、さまざまな方との接点がある仕事です。そのため、高いコミュニケーション能力も要求されます。

医療事務やレセプト業務を行うため、パソコンを使った事務・管理能力も欠かせないスキルです。ミスが許されない業務であることから、丁寧で着実に仕事を行える方も重宝されます。

そして、医療業界は日進月歩で進化していることや、保険制度の改定などが頻繁に実施されることから、自分で知識を習得していけることも医療秘書の大切な素養といえるでしょう。

医療秘書の勤務先と将来性
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医療秘書はどのような勤務先でどのような勤務形態で働くのか解説します。
また、医療秘書の市場ニーズについての展望も併せて確認しておきましょう。

医療秘書の勤務先と勤務形態

医療秘書の勤務先は、以前までは大きな病院が中心でした。しかし、近年は小規模な病院での募集も増えています。医療秘書は基本的に契約社員や派遣社員での契約が一般的です。しかし、大きな総合病院などでは、正社員登用をしているケースもあります。

また、契約社員や派遣社員で医療秘書としてのキャリアをスタートし、経験とスキルを積み上げることで、正社員にキャリアアップしていく方も多いです。

医療秘書の将来性

高齢化社会に突入した我が国では、医療ニーズが高まっている状況です。それに伴い、医師不足、看護師不足が慢性化しており、彼らをサポートする医療秘書のニーズも年々高まっています。

また、少子化の影響で医療機関においても労働力が不足しているため、今後も医療秘書に対する継続的なニーズの高まりが予想されるでしょう。さらに、病院の診療内容はどんどん複雑になってきており、業務が細分化される傾向にあります。そのため、医療秘書が活躍するシーンは、どんどん増えている状況です。

さらに、医療機関は全国にあるので、どこでも働きやすい点も医療秘書のメリットだといえるでしょう。

医療秘書のキャリアパス

医療秘書が働く病院は、勤務時間や休日なども決まっていることに加え、福利厚生が充実しているところが多いため、長期間働きやすい点が特徴です。また、結婚や出産後も職場に復帰しやすい点や、子育てとの両立がしやすい点も医療秘書のメリットだといえます。

そのため、さまざまな経験を積んでスキルアップすることで、正社員をめざせることはもちろん、大きな総合病院などであれば、医師事務作業補助者や病棟クラーク、診療情報管理士などへキャリアアップすることも可能でしょう。

ただし、このような理由から医療秘書をめざす方も増えていることや、医療業務の細分化が進むことによって、今後はより高い専門性が求められる可能性が高いです。したがって、民間資格の取得や、IT、レセプト業務など、自分の得意ジャンルを持っておくことも重要になってきています。

医療秘書は女性が働きやすい職種
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病院で理事長や、院長、医師をサポートする秘書業務を行いながら、受付・レセプト業務など、さまざまな業務をこなす医療秘書は、今後も需要が高い職種です。正社員だけでなく、契約社員や派遣社員といった雇用形態で働けることや、全国どこでも働けるため、ライフスタイルに合わせた働き方ができる点が魅力といえるでしょう。

そのため、女性に非常に人気がある職種です。しかし、今後も現場でキャリアアップをめざす場合には、専門性の高いスキルを身につけることが必須でしょう。本記事で医療秘書に興味を持った方は、ぜひ専門学校などを活用して、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

医療秘書技能検定1級合格者数25年連続日本一NBC(新潟ビジネス専門学校)の医療秘書・事務学科の詳細はこちら
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